TrajecSimuのセットアップ
ここではTrajecSimuインストールと、実行するための仮装環境構築について説明していきます。 python(anaconda)のインストールが終わっていない場合は先にインストールをしてください
必要なもの
- Anaconda
- Github Desktop(こちらをみてインストールしてください)
TrajecSimuのコードをダウンロード(Clone)
TrajecSimuページからGithub Desktopを開く
TrajecSimuは github に公開されています。
以下のサイト上の方の Clone or download をクリックし、Open in Desktop
をクリックしてGithubDesktopを開きましょう。
TrajecSimuのGithub
注意 :この時点でGithub DesktopをPCにインストールしていない場合は何も起こりません。こちらをみてインストールしてください
TrajecSimuをローカルにクローンする
Open in Desktopを押すと GithubDesktop.exeを開きますか?と聞かれるので「はい」で開くと、Github Desktopが起動して以下のような画面が出てきます。
- Repository URLの部分はいじらなくてOK
- Local pathにTrajecSimuをダウンロードするフォルダを選択
ダウンロード先フォルダを適切に設定したら Cloneを押してTrajecSimuをクローンします。
正常にクローンできたら、以下のような画面になっているはずです。
Anacondaの環境を作ろう
シミュ用のAnaconda環境を作っていきます。
仮装環境作成
conda create
コマンドを使用して仮装環境を新たに作成します。
conda create -n simu python=3.7
-n
の後にその仮装環境の名前を指定します。ここでは simu
という名前で指定しています。python=3.7
の部分は使用するPythonのバージョン。必要に応じて最新のものに変えても良いですが動作の保証はできません、とりあえず3.7にすれば動きます(2019/4現在)
仮装環境の切り替え
for Windors
activate
コマンドによって仮装環境を切り替えます。
activate simu
for Mac/Linux
conda activate
コマンドによって仮装環境を切り替えます。
conda activate simu
切り替えた仮装環境を元に戻す場合
deactivate
必要なパッケージのインストール
TrajecSimuのダウンロードページの必要なPythonパッケージ
に、TrajecSimuを動かすのに必要なPythonパッケージが記載されています。
それらを pip install
コマンドを使ってインストールしていきます。
例えば numpy
と scipy
をインストールする場合以下のように実行します。
pip install numpy scipy
pythonパッケージのインストールには
conda install
コマンドを利用することもできますが、ここではpip
の方で説明していきます。numpy-quaternion
パッケージのインストールがこっちの方が楽なので。
インストールが終わったら、TrajecSimuを実行するためのセットアップは終了です。 TrajecSimuに同梱しているサンプルコードを実行してうまく動くか試してみましょう。
サンプルコードの実行
TrajecSimuのフォルダ内で以下のコマンドを実行すると、コマンドプロンプト上にいろいろ表示された後に、グラフが5つくらい出てくるはずです。
python driver_sample.py
パラメータ設定ファイルについて
TrajecSimuを動かすために設定するパラメータファイルの説明をこちらにまとめているので参照してください
問い合わせ
何か質問があれば、yumail6[at]gmail.com にメールしてください。メール件名に [TrajecSimuに関する質問]
を入れてくれるとスムーズです。
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